子育てとの両立ができる
Aさんの体験談をもとに紹介
保育園看護師のメリットとして挙げられる子育てとの両立のしやすさについて、実際に両立を叶えている看護師Aさんの体験談をもとに紹介していきます。Aさんは以前まで小児科病棟で働いていましたが結婚を機に退職、その後保育園看護師として働きながらも2人の子供を出産して育てています。さらに近いうちに3人目が生まれる予定ですが、今後も保育園看護師を続けていきたいと考えているとのことです。
なぜ保育園看護師になったか
まず保育園看護師を知ったきっかけは、結婚を機に退職した後に派遣で夜勤のない小児クリニックの仕事を探していたところ、保育園看護師の仕事を紹介されたことがはじまりだそうです。そして今の職場となる保育園を見学に行った際、ちょうどお昼寝の時間だったのですが子供が起きてしまい、その子とずっと遊んであげている保育士さんを見て、自分の子供も預けたいと思える良い雰囲気の保育園であると感じ、自分もそこで働いてみようと思ったとのことです。
働いてみて感じたこと
実際に働いてみた印象としては、子供が好きで小児科病棟で働いていたものの、健康的な子供との接し方が最初は分からずとまどったこともあったそうですが、子供たちは素直にコミュニケーションをとってきてくれるため、慣れるのに時間はかからなかったとのことです。子供たちはAさんを、やはり保育士さんとは違う存在だとわかっているようで、小さなケガに対して「痛い痛い」と保育士さんに訴えるようなことがあっても、Aさんが「大丈夫だよ」と声をかけるとおとなしくなるようです。そういったときは子供たちから信頼されているのだと感じて大きなやりがいになるとAさんは言います。
3人目の出産を考えている
Aさんは現在小学1年生の子供と3歳の子供がいます。さらに3人目も控えているとのことで、育児に専念するために退職したほうがいいか悩んだようですが、この仕事を辞めるのはさびしいし、ご主人から今の仕事をしている自分が本当に楽しそうだと言ってもらえたこともあり、続けることを決めたそうです。そもそも保育園看護師をしていなかったら3人目も考えていなかったかもしれない、とのことです。
両立しやすい体制が整っている
今の職場では、子供が小学校3年生になるまで時短勤務が可能だそうです。また、時短勤務か保育手当の支給を受けるかの選択も可能だそうです。産休は産前で6週間、産後に8週間、育休は子供が1歳になるまで可能で、さらに子供が保育園に入れなかった場合は延長もできるなど、保育園だからこそ働くお母さんの事情を最大限汲み取った体制が整っており、とてもありがたいと感じるとともに、今後もここで働いていきたいと考えているとのことです。